2016年3月 作成
深松組
代表取締役社長 深松 努

ミャンマーPJに懸ける想いに応える
プロフェッショナルな支援

運命が導いたミャンマー初の日本人向けサービスアパートメントPJ。
地元からも大きな期待が寄せられている。

『今度は自分が助ける番』

ミャンマープロジェクト(以下、PJ)の概要を教えてください。

ヤンゴン市にRC造12階(+ペントハウス)建て延べ1万㎡の日本人駐在員向けサービスアパートメントを建設します。完成は2017年の予定。2015年11月に日本企業がミャンマー投資委員会(MIC)の投資認可を取得し、メジャー出資した初めての不動産開発計画として、同月25日に起工式を行いました。

ミャンマー進出のきっかけを教えてください。

今から4年ほど前、日本に30年間以上住んでいるミャンマー人のAさんとお会いしたことがきっかけです。その頃の私は地元・仙台で東日本大震災のがれき撤去を陣頭指揮していました。そんな時に懇意にしていた鳴子温泉の女将さんから「会わせたい人がいる」と言われ紹介されました。Aさんに「発展途中にあるミャンマーを建設のプロの目線で見てほしい」と言われ、当時、現地の情勢イメージが悪い中、私は後先考えず、その場でミャンマー行を決断しました。

決断が速いですね。

「会って5分でミャンマー行きを決めたのは、あなたが初めてだ」と、Aさんからも驚かれましたね(笑)。初めてのミャンマーで見た街並みは「夜は真っ暗、車はボロボロ」という印象でしたが、その1年後に訪問した時には見違えるように発展していました。そんな中、ミャンマーの発展を支えている日本人向けのマンションがなく困っている事情を聞きました。
さらに私の背中を後押しするような話がありました。Aさんのご両親は、かつて日本人墓地を世話し、イギリス軍から隠れている日本人に食事を届けてくれた方だったのです。日本人を救ってくれた方たちがミャンマーの発展のために私の助けを必要としている。その時、私の脳裏に浮かんだのは東日本大震災での一コマでした。

東日本大震災?なぜですか?

東日本大震災では、本当にいろんな人たちから助けられました。地震発生の翌日には神戸市水道局の方たちが被災地に駆けつけてくれ、仙台エリアの水道復旧を支援してくれました。工事中、お礼に行くと水道局の方たちが「生きているうちに恩返しができてよかった。自分たちが被災した阪神淡路大震災の時は、たくさんの救援を頂戴した。だから、今度、日本のどこかで大きな地震災害があったら自分たちが助ける番だと決めていたんです」とおっしゃるわけです。私も同じ思いでした。「今こそ大震災で助けてもらった自分が、今度は助ける番だ」と思い、ミャンマーでのPJを決断しました。今回のPJは運命に導かれていたと思います。F&Pからたくさんのサポートを受け、現地法人(深松組ミャンマー)の設立時には資本提携をするなど、共同体として一緒に動いていますが、そこにも運命の力が働いていたように感じています。

神様がセッティング

どのようなエピソードがあったのですか。

4回目のミャンマー視察に行くため、成田空港で搭乗待ちをしていたときのことです。ふと見ると近くに福田社長がいたのです。出身大学が同じで私が1年先輩。福田社長は大手ゼネコンに入社後、仙台支社に配属され、仙台開催の同窓会で私と一緒に受付係を一緒にやりました。彼も私も豪快に飲んで「ガハハ」と笑う似た者同士で意気投合して以来、兄弟みたいな関係です。F&P立ち上げのときも色んな相談を受けましたし、アドバイスもしました。

福田社長が同じミャンマー行きの搭乗待ちをしていたんですね。驚かれたのではありませんか。

びっくりして「どうしたの?」と声をかけました。するとF&Pもミャンマーで仕事していると言うじゃないですか。私はPJ内容を説明しながら「任せるから頼むわ」とサポートを依頼。福田社長もふたつ返事で「わかりました」と言ってくれました。私も決断が速い方ですけど、福田社長のスピード感もすごいよね(笑)。鳴子温泉でAさんに会ったのが運命なら、成田空港で福田社長に鉢合わせしたのも運命。そもそも若かりし頃の福田社長との出会いも、いずれ二人でミャンマーで仕事をするよう神様がセッティングしたのかもしれません。実際、F&Pのサポートなしでは今回のPJを円滑に進めることはできなかったと思っています。

プロ集団への厚い信頼

F&Pのサポートについて、率直な感想を聞かせてください。

土地探し、地主様や行政当局との交渉、英語の契約書作成や締結までの支援など広範で専門的な領域の仕事を本当によくしてくれています。F&Pには英語の話せる人材、海外で契約実務に携わった人材など、プロが豊富にいるので安心して仕事をまかせられます。MICの認可手続きは複雑で時間もかかるのですが、F&Pの支援のおかげでMICの認可を受けることができました。現地に進出している大手デベロッパーやゼネコンなどからも「すごいね」と言われています。

今回のPJについての意気込みを聞かせてください。

現地の住宅事情は発展途上で、日本品質の物件は存在しないのが実情。F&Pと一緒に進めているPJは、すでに現地に進出した日本企業や駐在員などから高い期待が寄せられています。第二弾、第三弾と建設を進めたいですね。技術移転を進め、ミャンマーの発展に寄与することも大きな夢。首都直下や東南海地震が起きれば、海外からの支援なしでは日本の再起は困難でしょう。今回のPJを通じてミャンマー発展に貢献し、『いざというときに助ける』と言ってもらいたい。それが日本のためにもなると考えています。

ミャンマーでの起工式を記念して(2015年11月)
From 担当者
国際事業本部
アジア事業室 室長
狩浦義明

日本とミャンマーでは、許認可手続きの 進め方が異なります。そうしたなかMICの認可を受けられたことは大きな成果でした。これからも深松社長のミャンマーへの熱い想いに応えられるようサポートし続けてまいります。