海外における物流施設建設でシーエムプラスと提携いたしました

2025年7月08日

アジア地域での物流・生産施設建設における日本品質のエンジニアリングサービスを共同展開

株式会社フクダ・アンド・パートナーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:福田哲也、以下「当社」)は、CM Plus Singapore Pte. Ltd. (本社:シンガポール、代表取締役社長:冨樫経廣、以下「シーエムプラス」) と、この度、海外における物流・生産施設建設の領域で提携いたしました。

日本からアジア各国に進出する物流、小売業及び製造業のお客様の事業成長を、両社一体となり支援してまいります。

アジア各国における物流施設の建設ラッシュと高まる課題

近年、アジア各国ではコールドチェーン及びEC(オンライン小売)市場が大幅に拡大して貨物取扱量が年々増加し、物流施設が続々と建設されています。また、平置き型倉庫が多かった日系製造業の生産施設併設倉庫も、土地価格の上昇と土地取得の困難さから高層型自動倉庫の導入の傾向が高まっている他、ローカルの物流企業も経済発展を背景に大型物流施設の投資を強めています。

本提携の経緯・目的

当社は、国内外における物流施設の設計・監修・プロジェクトマネジメントの経験を活かし、アセアン各国での更なるサービス強化を計画しております。お客様の多様な要望に応えるため、専門性を生かした最先端の技術とノウハウを駆使したソリューションを提供します。

シーエムプラスは、得意とする医薬品や医療機器、食品のようなライフサイエンス業界の製造工場に付帯する高度物流施設エンジニアリングサービスをアジア地区で強化していく計画です。

本提携は、アジア地区における倉庫施設建設プロジェクトにおいて、両社が有する特徴を生かしてトータルなエンジニアリングマネジメントを提供するものとなります。国内での対応、アジア地区での対応をシームレスに提供できる体制を構築してまいります。

両社のコメント

株式会社フクダ・アンド・パートナーズ 代表取締役社長 福田哲也
「今回の提携により、シーエムプラス様が持つ生産施設のエンジニアリング技術と、当社の物流施設分野での専門性を組み合わせることで、両社の強みを生かしたサービスをアジアで提供してまいります。物流施設作りを通じて人々の暮らしを支え、世界の持続可能な社会の実現にも貢献していきます。」

CM Plus Singapore Pte. Ltd. マネージングディレクター 兼 グループCEO 冨樫経廣
「当社は製造業のお客様の生産施設のプロジェクトをお客様の側に立ち成功に導くエンジニアコンサルティングサービスを国内外で提供しています。この度大型倉庫プロジェクトに関する豊富な実績を有するフクダ・アンド・パートナーズ様と提携することによって、日系物流、小売業のお客様に対してアジア地区及び米国においてエンジニアリング及びコンストラクションマネジメントサービスを提供することができることになりました。今後大きな発展が期待されるこれらの地域でお客様に日本品質のサービスを提供できることは大きな喜びであります。」

■ シーエムプラス について
医薬品や医療機器、再生医療等製品、食品、化粧品などライフサイエンス産業の生産施設建設に特化したプロジェクトマネジメント会社。
建設プロジェクトの事業構想段階から、計画、設計、工事監理 (コンストラクション・マネジメント、CM方式) まで、クライアントの企画・工務部門の一員 (オーナーズコンサルタント) として、生産設備のエンジニアリングサービス、コンサルティングサービス (開発・薬事・製造・品質) 及び GMP教育訓練サービス (セミナー、eラーニング、ブレンデッド研修) を提供する。
近年は、データセンターや半導体、電気・電子部品、化学品素材、日用消費財などの産業領域でも生産施設建設の実績を増やしている。
シンガポールにグループ本社 CM Plus Singapore Pte. Ltd. 、日本本社として 株式会社シーエムプラス (本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:末包 聡史) に加え、ベトナム、インドネシアにもそれぞれ子会社を擁し、アジア各国に進出する本邦企業の支援を行う。