日本酒類販売株式会社様「(仮称)日本酒類販売近畿LC新築工事」起工式を行いました

2019年11月25日

  当社が設計・監理業務を行う日本酒類販売株式会社様「(仮称)日本酒類販売近畿LC新築工事」が2019年11月25日起工式を行いました。

 本施設は京都南部に位置しており、京都、奈良、大阪北東部(北摂)への配送に適した工業団地で、第二京阪道路にも近く交通便が良い場所に位置しています。

  施設は4階建てで、倉庫階は1・3・4(一部)のフロア、事務所の一部を中二階に設けています。酒類を扱う倉庫のため、積載荷重は1階は2t、その他は1.5t、垂直搬送機を3基、荷物用エレベーターを1基設け、梁下有効を6.0mの計画としています。またワイン庫(18℃)、冷蔵庫(5℃)も配置しました。

  敷地は前面道路2か所に面しており余裕がないため、出入口を2か所設置することで車両がスムーズに出入りできるように配置しました。トラックバースは東(入庫)と南(出庫)に配置し、北風の防止をした配置計画としています。

  京都府の環境条例・井手町の地区計画を遵守し、敷地周辺部は緑地を配し周辺環境に配慮した計画です。また太陽光パネルを設置しエネルギー削減にも貢献した施設になるように計画しています。
従業員の方のための作業環境も考慮し、各階空調設備を完備、自走式の従業員用駐車場も60台確保しました。 

2020年10月の竣工に向け社会インフラの一端を担う高品質な施設づくりに貢献してまいります。


建築概要

建築主 日本酒類販売株式会社  
代表取締役社長 田中 正昭
計画敷地 京都府綴喜郡井手町大字多賀小字堀畑13-11他
敷地面積 10,296.94㎡        
建築面積 6,388.00㎡    
延床面積 13,432.44㎡
用途 倉庫(倉庫業を営む倉庫)
構造規模 鉄骨鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 4階建て
工期 2019年12月1日~2020年9月30日