「三菱食品(株) 横浜金沢低温DC」が竣工しました。

2018年11月21日

   当社が設計・工事監修を担いました、三菱食品(株)様の「 横浜金沢低温DC」の竣工式が11月21日に行われました。

   本件は、 1980年に当時としては貴重な3温度帯センターとして建てられた自社施設の老朽化に伴い、これを建替え、新たに冷凍商品を扱う汎用センターとして建設する、というプロジェクトでした。

   神奈川県~東京都内迄を配送圏内とし、高速道路ICも至近にある好立地を生かし、フローズン市況の伸長への対応として、梁下有効の高い空間に移動ラックを設置して保管効率を上げ、自動仕分け装置や自動ラベル貼付機を導入して低温帯での作業軽減に取り組むなど、人にやさしい、持続可能な物流センターが構築されました。

   当社は、この地の有効活用案の検討、基本計画、設計・施工者選定という初期段階からご支援させていただき、 東洋建設(株)様の設計・施工と決まってからは、設計・工事監修までと、全ての段階で三菱食品(株)様側にたって、様々なサポートをさせていただきました。

   酷暑、台風など厳しい自然環境の中、短期間に狭小地で、建築工事、冷設工事、マテハン工事が輻輳する難工事でしたが、各社様のご協力のもと、無事に竣工を迎えることができ、年内には部分稼働を始めており年明けの1月末には本格稼働を迎えることとなります。

 このセンターを起点に三菱食品㈱様の低温事業が、ますますご発展されますことを心より願っております。


建築概要

建築主 三菱食品株式会社  
計画敷地 神奈川県横浜市金沢区幸浦2-24-5 
敷地面積 4,999.70㎡(1,512.41坪)
建築面積 2,967.63㎡( 897.71坪)
延床面積 8,651.67㎡(2,617.13坪) 
用途 冷凍冷蔵倉庫
構造規模 地上4階建て 鉄骨造
工期 2018年1月31日~2018年11月21日