多様なニーズに柔軟に応え物流施設づくりのプロとして社会を支える

2020年8月取材
物流施設づくりのプロとして社会を支える

物流施設づくりに特化したサービスの提供で、業界をけん引しているフクダ・アンド・パートナーズ(以下、F&P)。業界未経験で中途入社した社員も、その原動力となって活躍しています。ここでは、F&Pに入社してから物流施設づくりに携わった冨澤さん(2018年6月入社)、盛さん(2016年8月入社)、渡邉さん(2018年3月入社)の3名に、入社の経緯や業界の魅力について伺いました。

F&Pに入社したきっかけを教えてください

私は前職で、賃貸住宅の仲介営業をしていました。やりがいはありましたが、「物件を探して紹介する」という業務を日々繰り返すうちに、もっといろんな業務を経験して、自分の成長につながる仕事がしてみたいと思いました。

私もそうですね、前職は製パンメーカーの営業職でしたが、お客様に応じた様々な提案をしてみたいなと。物流施設づくりの営業がどんな仕事なのかは入社するまで想像できませんでしたが、「お客様の真のパートナーとなり、付加価値の高いサービスを提供する」という会社の方針に惹かれました。

私は前職で官公庁の入札案件を中心とした建物の設計業務を手がけていましたが、プランや仕様などが既に決まっていることが多く。F&Pでは開発プロジェクトの「川上」から「川下」まですべての設計業務に携われると聞き、入社を決めました。

物流施設業界は未経験のみなさんですが、不安はありませんでしたか。

正直、不安でしたよ。「マテハン」などの専門用語なんでまったく知らなかったので(笑)。でも、社内には設計や建築のプロフェッショナルがたくさんいて、疑問があればすぐ質問ができて自分次第でいくらでも学べる環境があります。おかげで少しずつ専門用語や設計の意図などを理解できるようになり、物流施設の面白さや奥深さを感じていますね。
※マテハン:マテリアルハンドリングの略。資材の移送や保管の効率化に使われる機器の総称

みなさん忙しいときも嫌な顔ひとつせずに何でも教えてくれますよね。私は営業アシスタントとして営業の方とともに提案を行う中で様々なことを学んでいます。当社のサービスは多岐に渡りますし、お客様によってニーズは全く異なるので、何を求められているかを考えながら毎回新鮮な気持ちで業務に臨んでいますね。

私は業界の理解を深めるという点で、社内で開催される研修会が役立ちました。業界の市場動向や最先端のマテハン技術を学べるほか、ときには取引先のお客様から「なぜF&Pに仕事をお願いしたか」という貴重なお話も聞けるのです。「どうすればもっといい仕事ができるか」を振り返るいい機会にもなっていると思いますね。

印象に残っている業務を教えてください。

新規のお客様に対する業務提案に携わり、受託へ繋げることができた案件です。業務を受託する難しさやプロジェクトを滞りなく進行することの難しさなど身をもって学んでいます。今は同じチームのみなさんに助けてもらうことばかりですが、チームで課題を乗り越えてお客様の期待に応えていくことに、やりがいや自分の成長を感じています。

私は自分が携わった開発業務の中で、初めて竣工に立ち会えた案件が一番印象深いです。土地の仕込みから始まり4年以上にわたる大規模なプロジェクトで、お客様にとって初めての物流施設開発事業でした。施設のロゴやネーミングをきめる「ブランド戦略会議」にも参加させていただき、貴重な経験でした。この施設がなければ届けられない商品もあると思うと責任感も強く感じました。

私は設計業務がまさに終わったばかりの案件なのですが、テナントが初めからきまっている設計案件に携われたことですね。施主であるお客様の要望を取り込むことはもちろん、テナントの要望も聞きながら物流効率を最大限高める設計にこだわりました。これから設計監理の業務に移りますが、施設の設計だけでなく、設計図通りに工事が進められているかをチェックする設計監理にも携われることは大きなやりがいです。お客さまと綿密な打ち合わせを重ねて満足していただけるプランを設計できたとしても、施工に不具合があればすべては水の泡となりますからね。業務量が増えて大変な部分もありますが、責任をもって完成まで見届けることが設計者としての私の矜持です。

今後の目標を聞かせてください。

物流施設づくりの先には人々の暮らしや経済活動があり、社会的意義の大きな仕事に携われていることに誇りをもっています。もっと経験を積んで設計や建築の知識を得て、自身が中心となってプロジェクトを動かせるくらい成長したいですね。

私はさらに幅広い業種のお客様の物流施設づくりに携わって、ノウハウを蓄積したいです。多様な知識を吸収し、お客様のニーズに対してよりお役に立つ提案ができるようになりたいと思います。

お客様の事業を深く把握したうえで、最適な物流施設を設計できるエキスパートになりたいです。営業部門と協力し合い、お客様に寄り添う提案をしていくことで、「困ったことがあればF&Pに頼もう」と思っていただけるような信頼感を獲得できればと思います。