三井不動産株式会社様の三井不動産ロジスティクスパーク広島Ⅰが着工しました。

2018年10月09日

  当社が基本計画監修を行った三井不動産株式会社様の「 三井不動産ロジスティクスパーク広島Ⅰ」の起工式が2018年9月21日に執り行われ,着工いたしました。 
 竣工は2019年8月を予定しています。

  本施設は、広島市西区の計画地を三井不動産㈱様が購入し、設計・施工会社に鹿島建設㈱様を選定して開発を行っています。三井不動産㈱様が「三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)」の名称で展開している先進的な高機能型物流施設であり、中国地方では初の施設となります。

   計画地は、広島市中心部エリアに位置し、広島バスセンターから約6㎞圏内の、非常に希少性の高い立地であり、広島高速3号線「吉島」IC及び「観音」ICに至近に位置しています。インターチェンジからのアクセスもよく、九州圏と関西圏を結ぶ西日本全体への配送拠点としてのポテンシャルも高い好立地です

  当社は、基本計画段階における監修業務を行い、基本計画策定に寄与させて頂きました。
 本施設は、延床面積約22,000坪の4階建てマルチテナント型倉庫であり、1・3階にトラックバースを有するスロープを採用しており、テナント様の多様なニーズに対応できる施設計画となっております。
 1階のトラックバースは、11.5mの柱スパンを採用し1スパン3台の接車が可能で、南北両面をバースとして最大73台の接車を可能にしています。3階のトラックバースは、北側に片側車路を配置し、テナント様の使い勝手を考慮した計画で、基本設計・実施設計でも採用していただきました。

 最後に本施設が中国四国地方及び社会インフラの一端を担うとともに、物流機能の合理化と消費者の利便性向上に寄与することを期待しております。


建築概要

建築主 三井不動産株式会社  
計画敷地 広島県西区観音新町
敷地面積 約33,700㎡(約10,194坪) 
延床面積 約71,800㎡(約21,719坪)
用途 倉庫業を営む倉庫
構造規模 地上4階S造
工期 2018年9月~2019年8月